WITH YOU LOVE ME

ただ書き物がしたいが為の場所 ワラ
独り善がりの妄想劇です‼

with love

ジ『(あぁ~ユノのやつ早速アプローチしてやがる。)』


ワタワタしてるあの人を他所に楽しそうに笑っているユノに呆れていて


ジ『(今はまだ早いな。とりあえず助けとこ…)

ヌナ~こっちおいで~これからの事もう少し話すから』


「…‼うはい‼」


手招きをしてあの人を呼ぶとユノから素早く離れて俺の後ろに隠れてしまい


ユチ『ヌナどうしたんっすか??』


近くに居たユチョンがこの人の行動に顔を覗き込もうとするも俺の背中に顔を押し付けていて


ジ『ちょっと、あんまんくっつくと邪魔だから、ユチョン気にしなくて良いからそっちに座って??』


ユチョンを追い払いユノを軽く睨みながらヌナの頭を撫で


ジ『ほら、もぅ大丈夫だからちゃんと話聞いて??』


「うん…」


ジェジュンの肩口から顔を少し出しながら頷くもユノの様子が気になりまた隠れて


「…このまま聞く…」


ジ『もぅ、じゃあ良いや。話すよ?

俺達は明日から日本でしょ??この人も日本に連れていく。』


ユ『(どうしてジェジュンの背中に隠れるんだろ…俺の背中でも良いのに…)』


ムスッとするユノをほっとき話を続けて


ジ『ユッノ‼お前が社長から聞いたんでしょ!?ちゃんと説明してよ‼』


ユ『…その格好で聞くのかよ…』


ムスッとしながら呟くユノにジェジュンが呆れ


ジ『ユノ…お前がいきなり過ぎたから怯えてんだろが…この節操なし』


ユノの服を引っ張り小声でユノに悪態付きながら睨んでいて


ユ『うっ…悪かった。じゃあ説明する』


社長が話したことを皆に話始め


「サブマネって??」


ジュ『僕達の日本のマネージャーさんだよ』


チ『それが妥当ですね。サブマネ鈍いからヌナを女だって気付かないと思いますし??』


ユチ『日本語も話せるからね~ヌナも安心して良いっすよ??』


3人に優しく話し掛けられ落ち着いて来たのかやっとジェジュンから離れて顔を出し


「分かりました。サブマネさんと一緒に来ますね?」


ユ『向こうの宿舎は他のスタッフもたまに寝泊まりするからヌナはちゃんと気を付けて下さいね?』


ユノの言葉に何度も頷き


「分かりました。分かったら…そんなに見ないで///」


顔をドンドン近付けるユノに慌ててジェジュンの背中に隠れて


ジ『じゃあ話は終わり‼ユチョン、チャンミンとジュンス連れて買い物に行ってきて‼夕食の準備そろそろしなきゃ‼ユノ、お前は今からお風呂と明日の自分の準備して‼

ヌナは俺と一緒に夕食の準備しようね??』


チ『今日は豪華にしてくださいね‼』


ジュ『沢山食べるんだな♪』


ユチ『お酒も買ってくるっす~』


いそいそと財布を持って出ていく3人


ユ『どうして俺が風呂を…』


ジ『ユッノ‼お前は早く行く‼』


ジェジュンに蹴られ部屋から追い出されてしまったユノ


「…ジェジュ…」


ジ『よし、居なくなった…ほらもう誰も居ないから。おいで??』


手を広げるジェジュンにギュッと抱き付き


ジ『ユノがごめんね?びっくりしたよね??』


「…うん…ユンホさんどうしたの…??」


あんなに迫られたのが初めてで少しカタカタ震えてしまい


「怖かった…どうしよう…あんなの初めてで…私どうしたら」


ジ『無理に気持ちを追い付かせようとしなくて良いよ。ゆっくりユノの事も俺達の事も見てくれた良いから??』


頭を撫でられゆっくり深呼吸をして


「ジェジュお母さんみたい…ジェジュに頭撫でて貰うの好き」


フニャッと笑ってるこの人を堪らなく愛しいと思いながら微笑み


ジ『うん、俺の事はオンマッて思えば良いから。これから楽しく過ごそうね?』


「うん、ありがとう」


ジェジュンにギュッと抱き付きながら今日の夕食の話を二人で話していた。

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ジュ『ねぇねぇ、僕さポチさんって呼ぶより


ヌナッて呼びたい‼』


「…へ??」


ユチ『あっそれ俺も思ったっす‼他の場所ではポチさんって呼ぶんでぇ??』


チ『僕達の家ではヌナって方が親しみが出ます‼』


3人の言葉に目をパチパチさせる私とジェジュンとユノ


ジ『えっ…皆この人が女だって??』


ユチ『分かってたっすよ??』


チ『ジェジュひょんとユノひょんの行動見てたら…普通分かりますけど??』


ジュ『今だってユノひょん頭撫でながら優しくしてるし??』


「あっ…えーっと…それは///」


ユ『にゃはは‼そういえば、お前達観察力半端なかったよな』


楽しそうに笑うユノが居て


ジ『まぁ、巻いてたサラシ??も取れてガッツリ胸膨らんでるしね??』


ジェジュンが自分の胸元を指さし目を下に向けるといつもの胸があり


「ふぁっちょ‼なっ‼」


チ『貴女は変な言葉を発するのが癖ですか??』


ユチ『ふぁっちょって…何処の言葉っすか??』


ジュ『ジェジュひょん何処見てるんだな!スケベなんだな‼』


ジ『そう言うジュンスだって目線は胸に行ってたくせに』


ギャイギャイ騒ぎだした皆に顔を赤らめ近くの布団を手繰り寄せ


ユ『他ではちゃんと隠して下さいね??それと…』


耳元に近付いてきて


ユ『俺と二人の時は…

摩衣って呼ぶから』


「…!?」


自分の名前を呼ばれユノを見ると優しく笑っていて


「どうして…??」


ユ『ナイショ…だから…

早く俺だけを見てね?』


口に人差し指を当てて軽くウィンクするユノの言葉にまた意識が遠くなりそうになっていた

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「ごめんね‼本当にごめんなさい‼」


ユ『いえ、大丈夫ですから頭を上げて下さい』


ユノから慌てて降り土下座しながら謝っていて


「本当にごめんなさい‼重かったよね‼脚折れてたり潰れたりしてない!?」


ユ『そんな柔じゃないんで…』


ジ『ユノ鍛えてるから大丈夫だよ。それより』


ジェジュンが間に入り自分を持ち上げ


ジ『これからの事話すから皆回りに座って??』


ユ『そうだった。これからの事話すぞ』


皆が自分の回りに集まってきて


チ『大丈夫ですか??ちゃんと冷やしてください』


ジュ『凄い音だったもんね~腫れちゃうからしっかりしやすんだな~』


ユチ『しかし、ポチさんはおっちょこちょいだったんですね??』


けたけた笑う3人に申し訳なさそうに俯き


「失態ばっかりですいません…やっぱりダメですよね。こんな自分が家政婦なんて…」


しゅんっとなり怒られた犬の様にしょんぼりしてる自分にジェジュンが笑って


ジ『あのさ、とりあえずポチって呼ばれて普通に接するのやめて?ホントに犬っぽいから』


「でも…自分には名前が…社長にもそう呼ばれてたし…」


ユ『まぁ俺達にもそう呼べって言われましたからそう呼びますけど…』


苦笑しながらポンポン頭を撫でられ


「でも…此処に居たいです。迷惑だとは分かってますけど…他に行く場所なんてないから」


ジ『うん、社長からちゃんと聞いてるし俺達もそのつもりだよ??』


ジェジュンの言葉にばっと顔を上げて


「良いんですか?こんな謎だらけな人間が側にいて…」


ユ『良いわけないですけど…俺達は自分達で貴女を家政婦に決めましたから』


優しく笑うユノに視界が歪み


チ『僕は他の人より貴女なら側に居ても大丈夫な気がします。』


ジュ『僕も‼他の人は下心が丸見えだったけど』


ユチ『貴女はそんなの見せません。それに』


ジ『家事が苦手って聞いたけど…完璧だよ?』


ユ『俺達を家族の様にこれからは接して下さい。ほら泣かないで?』


ユノに頬を撫でられ親指で目元を拭って貰い


「どうして…そんなに優しくするんですか?」


顔をグシャッとしながらポロポロ泣き出し


ジ『ユノが言ったでしょ?家族の様にって??家族に優しくするのは当たり前』


クスクス笑っているジェジュン


ジュ『僕達の家族になって??』


ユチ『そうっすよ。離れてる家族の代わりに俺達の世話をしてくださいっす』


チ『美味しい御飯をこれから期待しますよ』


笑いあってるジュンス、ユチョン、チャンミン


ユ『家族になるから辛いときは甘えてください。俺達の事を叱ってください。そして…


楽しい思い出をこれから作ろう??』


私を優しく包み込むユノ


「…ありがとう…ございます…」


受け入れて貰った事が嬉しく涙が止まらなかったけど…


「これから…よろしくお願いします」


笑いながら皆に頭を下げることが出来て


『こちらこそ、よろしく‼』


皆が笑ってくれたことが幸せだと…


感じることが出来た。