WITH YOU LOVE ME

ただ書き物がしたいが為の場所 ワラ
独り善がりの妄想劇です‼

with love

「ご馳走さまでした。」

ジ『もぅ良いの??』

ユ『ほんとに少食過ぎないですか?』

ユチ『ヌナ、ダイエット??』

ジュ『ユチョンなに言ってるの?』

チ『ユチョニヒョンって本当にデリカシーが有りませんね??』

自分が挨拶をすると各自思い思いの言葉が飛んできて苦笑しながら立ち上がり

「…自分、普段があんまり食べないんです。1日食べない日とか有りますし。今日はいつもより食べれた方なんですよ??」

苦笑しながら自分の食器を持ってキッチンに行き

ユ『普段からこの量の少なさは…』

ジ『ちょっとダメだね。でも無理意地はさせられなし…それに…』

ジェジュンがマイを心配し自分も片付けるためにキッチンに行き

チ『1日食べない日って…』

ジュ『体力持たないんだなぁ』

ユチ『でも、本当にダイエットかもしれないっすよ??』

ユ『あの人とおまえを一緒にするな。ユチョンは少し痩せた方が良いと思うぞ』

ユチョンの一言に皆がギロっと睨みながら残りを食べていて

~キッチン~

ジ『…ヌナ~ちょっとこっちにおいで??』

キッチンの隅の方でジェジュンに呼ばれ

「なぁに??」

食器をシンクに置きトコトコジェジュンの側に行くと手を握られ

ジ『片付けはまだ大丈夫だから。はい、此処なら皆に見えないでしょ??』

優しく微笑み手のひらに小さなおにぎりが有り

ジ『やっぱりまだ一緒はキツかったんだよね??これ食べちゃって。中身は鮭入れてみたから』

「…どうして…」

顔をグジュッとさせ泣きそうになってしまい

ジ『大丈夫だよ。俺以外誰も気付いてないと思うから。ほら、そんな泣きそうな顔でいる方が怪しまれるよ??』

ジェジュンに頭を撫でられ頷きながらキッチンの隅に小さく体を丸めゆっくりおにぎりを口に入れだし

ジ『慣れるまでは俺がこうやってご飯持ってくるからね??無理して食べたりしちゃダメだよ』

「うん、ありがとう。それと…手間かけちゃってごめんなさい」

初日から同居人…それも自分の大好きなアーティストを前に食欲が出るわけもなく遠慮と何より…何もしてない自分が食事にありつけるっと言う後ろめたさが喉を通らない原因だった。

「ジェジュは…どうして分かったの??」

ジ『俺さ、家族多い中で育ってさ、此処に来てからもあいつらの面倒見たりしてたから何となくそう言うのわかるんだ。ヌナはさ誰よりも遠慮する性格っぽいし??

俺の勘違いなら良いなって思ったけど…キッチンに入ったヌナ見て、遠慮ってか、何か申し訳なさそうな顔してたし。それに…

ユノの事が気になって食べれなかったんでしょ??ヌナは鈍感な子かと思ったけど逆だったね』

クスクス笑うジェジュンにおにぎりを口に入れながらふてくされたようにむすっとして

「皆、私の事鈍感って言い過ぎ。ちゃんと空気ぐらい読めるもん。」

もぐもぐしながら頬を膨らませ

「それに…私食べ方あんまり上手じゃないからそんなの見られたら笑われるのやだもん。」

そう言いながらもご飯粒を床に落としていて慌てて拾い

ジ『ふふ、ヌナが大人っぽくし過ぎるのも逆に変だよ??人には人の食べ方や癖が出ちゃうんだからそこまで気にしないの。ほら、ご飯粒付いてるよ。』

口の回りに付いてるご飯粒をとってもらいながら時間をかけておにぎりを食べてしまい

「ふぅ、ご馳走さまでした。ジェジュ美味しかったです」

手に付いたご飯を子供の様に食べながらフニャッと笑い

ジ『御粗末様です。さっそろそろ片付けに入ろうか??あいつらもそろそろ食べ終わると思うしね♪』

腕捲りをしながら洗い物を始めるジェジュンの隣に行き一緒に片付けを始め

ジ『俺達が居ないときは遠慮しないでちゃんと食べるんだよ??』

「うん、でも一人で食べるのあんまり好きじゃないからその時はジェジュ側に居てね??」

ジ『ヌナは本当に寂しがり屋さんだね♪良いよ、俺が居るときはこっそり二人で食べようね』

「寂しがり屋じゃないもん。普通だもん」

ぷくーっと頬を膨らませながらてきぱき片付けを進めて行くと

チ『ヒョン、向こうの片付け終わりました。あとはこれをお願いします。』

チャンミンが残りの食器を持ってきて

ジ『チャンミナありがとう。じゃあヌナ、悪いけどジュンスの明日からの荷物の整理手伝ってあげて??多分今からゲーム始めると思うからその前に終わらせないと。後ユノのも。あいつ適当に入れるから向こうで足りなくなると本当に厄介だから』

「ジェジュオンマ了解です‼じゅんちゃーん??」

ビシッと敬礼しながらキッチンをジェジュンに任せてジュンスの元に向かい

チ『ヌナ、ちゃんとご飯食べましたか??』

摩衣が居なくなったのを確認してジェジュンの隣に行き食器を拭きながら訊ね

ジ『うん、おにぎり食べさせたから大丈夫だよ。でも良く俺が食わせたの分かったね??』

チ『ヒョンはヌナのこと一番気にかけてるしさっき何か握ってたの見えたから』

ジ『そっか、他の皆には内緒だよ??バレたら本当にヌナご飯食べなくなっちゃうから』

キッチンでこそこそ話ながら二人で同盟を組んでるのを他の三人は知るよしもなく

チ『内緒にするんでたまには僕とも一緒に食べるように言ってくださいね??僕もヌナのお世話しながら食べたいです。』

ジ『チャーもヌナ大好きなんだぁ♪慣れてきたら言ってみるね。それより…』

片付けを終わったジェジュンが不意に腕を組み

ジ『さっきヌナが俺の事オンマって呼んだよね??』

チ『ええ、ジェジュオンマってはっきりと。ヒョンは今からヌナのオンマですね♪』

オンマと言う言葉に腹を抱えて笑うチャンミンに蹴りを入れながらキッチンでふざけているのは皆には内緒です。