with love
俺は…
この気持ちをどうしたら良い??
ユ『あー‼早く誤解といてもっと俺を知って貰わなきゃいけないのに!?
ユチョンのバカのせいで…』
ブツブツ独り言を言いながら摩衣の部屋の前に行くとジェジュンの声がして…
悪いと思ったけど、気になってこっそり入ったら二人が外に居るのが見えて…
ジ『ヌナは今までどんな生き方してきたの??』
「生き方ねぇ~覚えてるのは…」
懐かしそうに何かを話始めた摩衣は
何処か寂しそうで…
「…17で子供産んで結婚して…単身赴任のあの人に着いて行かずに実家に居て二人目妊娠した時にあの人が浮気して…」
ユ『‼浮気って…摩衣がいるのに??』
二人の話を窓越しに聞きながら
「二人目産んで単身赴任から戻ってきたけどあの人も私も…好きじゃ無くなってたのかなぁ??私は子供を一番に、あの人は…自分の自由が一番。一緒に居ても…ただの性欲処理みたいな扱いだったから…離婚したってだけ」
ジェジュンが黙って聞いているも顔を少し歪めていて
ユ『あの人を…そんな風に扱うなんてなんて男だよ』
顔も知らない摩衣の元旦那に少なからず苛立ちと嫉妬を感じ
「私は…好きだったんだけどね。だから何度浮気されても許してた。ううん、違う…私は…
捨てられるのが恐かった。」
摩衣の不安な顔が目に焼き付き
「ただ恐かっただけ…捨てるのも捨てられるのも恐かっただけ。だから今も一人は嫌。皆とこれ以上仲を深めて捨てられるのが嫌。あんな想い…
2度としたくない。だからジェジュ…
これ以上私の中に入ってこないで。ユンホさんもチャミもユチョもじゅんちゃんも…誰も私を安心させる存在にならないで??」
ユ『あっ!?』
タバコの火を掌で握り潰す摩衣の顔は…
ジ『!?ちょっとなにを!?』
辛い思い出を悔しそうにしていて
「今あるこの痛さも熱さも時間が経てば治まるけど…
ここの痛みは一生付きまとうから…
だからジェジュ約束して??私にこれ以上の事を望まないって。希望も夢も持っちゃ駄目って??
笑って…皆とサヨナラするその時まで姉御肌の家政婦だって。線を越えないって」
ジェジュンの手を振り払い自分の胸を叩きながら悲願する摩衣は…
酷い人だと思った
ジ『それで…ヌナは幸せなの??辛くても…俺達を頼ってくれないの??そんなの家族じゃないよ‼ヌナが家族の様に一緒に居たいって!?』
「言ったよ。だからだよ??家族に変な気を気持ちは持たないでしょ??」
ユ『俺の気持ちは…俺の想いは持ってはいけないものなのか??』
自分の胸に拳を作り胸の奥が苦しくて…
こんな話聞きたくないのに
二人から目が話せなく
「ジェジュンなら出来るよね??皆の事もセーブ出来るよね??」
ジ『ヌナだって…幸せになって良いのにどうしてそう言うこと言うの??』
ジェジュンの悲痛の思いも摩衣は受け入れず優しく抱き締め
「ごめんね。私は幸せを願えないの。私が願うのは1つ…子供達が幸せに笑ってくれるとこだけ。人に不幸を招く私が願えるたった1つの願いは…子供達の笑顔だから。」
外に居る摩衣と目が合うも何か俺に訴えてる様に見詰められ
「私の望みはただそれだけ。だから…
これ以上私の中に、私の心に踏み込まないで」
あぁ…俺と君は同じ気持ちなのに…
君は…それ以上望まないんだな。
好きって気持ちは重いのか??
じゃあ俺が…
アーティストじゃなかったら…
君と同じ時間を歩めたら
君にこんな想いさせなかったのか??
それでも…俺は
ユ『摩衣…俺は君が好きだよ…例え…
この言葉が言えなくても…
君を愛したい…』
俺はこれから君に苦しい想いをさせるかもしるない。
それでも俺は…
君にこの想いを伝えていきたい。
君は拒むかもしれないけど…
俺の想いは俺の物だから…
ユ『ごめん、それでも俺は…
君の中に踏み込むよ…
君の願いを踏みにじってでも』
俺は…その時願ったんだ。
神様にも悪魔にも…
あの人の心に入れる様に…
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