with love
ジ『ヌナは今までどんな生き方してきたの??』
「生き方ねぇ~覚えてるのは…」
深く話すといけないと思いながらも空を見上げながら笑って
「…17で子供産んで結婚して…単身赴任のあの人に着いて行かずに実家に居て二人目妊娠した時にあの人が浮気して…」
昔の出来事を懐かしくも切なくなり小さくため息を吐き
「二人目産んで単身赴任から戻ってきたけどあの人も私も…好きじゃ無くなってたのかなぁ??私は子供を一番に、あの人は…自分の自由が一番。一緒に居ても…ただの性欲処理みたいな扱いだったから…離婚したってだけ」
ジェジュンが黙って聞いてる事を良いことに溜めてた想いの捌け口に…
「私は…好きだったんだけどね。だから何度浮気されても許してた。ううん、違う…私は…
捨てられるのが恐かった。」
ジェジュンがどんな顔をしてるのか分からないけど…私はあの時の不安が過り
「ただ恐かっただけ…捨てるのも捨てられるのも恐かっただけ。だから今も一人は嫌。皆とこれ以上仲を深めて捨てられるのが嫌。あんな想い…
2度としたくない。だからジェジュ…
これ以上私の中に入ってこないで。ユンホさんもチャミもユチョもじゅんちゃんも…誰も私を安心させる存在にならないで??」
タバコの火を掌で握り潰し
ジ『!?ちょっとなにを!?』
慌ててジェジュンが掌を見たけど私は願った。笑いながら残酷な願いを
「今あるこの痛さも熱さも時間が経てば治まるけど…
ここの痛みは一生付きまとうから…
だからジェジュ約束して??私にこれ以上の事を望まないって。希望も夢も持っちゃ駄目って??
笑って…皆とサヨナラするその時まで姉御肌の家政婦だって。線を越えないって」
ジェジュンの手を振り払い自分の胸を叩きながら人として最低な願いを…悲願してた。
ジ『それで…ヌナは幸せなの??辛くても…俺達を頼ってくれないの??そんなの家族じゃないよ‼ヌナが家族の様に一緒に居たいって!?』
「言ったよ。だからだよ??家族に変な気を気持ちは持たないでしょ??」
ジェジュンのハッとした顔を見て自分の気持ちを抑える術を伝え
「ジェジュンなら出来るよね??皆の事もセーブ出来るよね??」
首を振ってるジェジュンの肩に手を置き
ジ『ヌナだって…幸せになって良いのにどうしてそう言うこと言うの??』
寂しそうに嘆くジェジュンにゆっくり手を伸ばし優しく抱き締め
「ごめんね。私は幸せを願えないの。私が願うのは1つ…子供達が幸せに笑ってくれるとこだけ。人に不幸を招く私が願えるたった1つの願いは…子供達の笑顔だから。」
部屋の中に居るユンホさんを見つめ自分の想いをジェジュンにユンホに伝える為に
「私の望みはただそれだけ。だから…
これ以上私の中に、私の心に踏み込まないで」
貴方の切ない顔を私は忘れない…
アーティストじゃない
貴方を本気で好きになり始めたこの日に
私は…
自分の心に蓋をすることを伝えた。
ユンホさん。
私は…貴方が好き。
東方神起の貴方じゃなく…
チョン・ユンホ
貴方が好きです。
これは伝えられない私の…
本当の気持ち。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。