with love
シ『…ありがとう。』
笑ってる社長は元の社長の姿になっていて
ユ『その姿は自由に変われるんですか??』
ジ『社長って謎の人だったけど変化まで出来るなんて…』
シ『…んなわけあるか?俺とお前達の社長は別人だ。本物は今頃海外で仕事中だ。』
鼻で笑うその人は立ち上がり
シ『こいつの事頼むな。たまに様子は見に来るがお前達に全ては託す。』
俺達の頭を撫でるとそのまま部屋から出ていった社長擬き
ジ『…謎の人だったね?』
ユ『本当だ…』
二人で苦笑しながら摩衣の顔を覗き
ユ『ジェジュンはいつからこの人を…』
ジ『女かって?確信が持てたのは料理の姿を見たときに。男の人があんなに手際よくなんて出来ないし…一つ一つが丁寧だったからね。だから俺ユノにはずっとダメって言ってたでしょ??』
ユ『そう言えば…』
ジ『ユノさそう言う人に弱いでしょ?好きになって仕事や日常に影響しちゃダメだって思ってたの…でもさ、もぅ遅いね。さっきも言ってたけど…好きになっちゃったんだね』
ジェジュンがこちらを真剣な顔で見つめて来たとき誤魔化しが効くとは思わず頷き
ユ『この人を好きってはっきり感じたのはあの人とベランダに行ったとき悲しそうな顔をされたとき…俺は力なに馴れなくて苦しかった。社長の行動一つ一つが俺の中の黒い部分を出してきて…』
ジ『ユノってさそんなに惚れやすい奴だったっけ??でも、もぅ隠さなくて良いよ?ユノがどれだけこの人を大切に思ってるか良く分かったしユノには必要な人だと思うから。』
摩衣を撫でてるジェジュンは何処か儚さを感じ
ユ『ジェジュン、お前ももしかして…』
ジ『…ユノとの好きとは違うと思う。俺はこの人を俺の家族と比較してるから。女性って言うより妹の様な感じに近いかな。だから俺はこの人を家族として見守るよ。ユノは男としてこの人を守ってあげて??この人が一人で悩んでるときは側に居てあげて??』
ユ『それは俺だけじゃなくジェジュンお前もだ。一緒に側にいよう。楽しい時も悲しい時も皆で一緒にさ』
ジェジュンの手を握り摩衣の頬を撫で
ユ『家族のような恋人の様なそんな風に』
二人で寄り添い摩衣が目を覚ますまで側にいた。
でも…眠さに負けて俺達は摩衣を挟むように手を握りながら眠っていた。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。