with love
シ『ユンホ、ありがとう。それと悪いな、負担ばかり掛けて』
ユ『貴方は、…いえ何でも有りません。』
思った事を聞こうとするも聞いてはダメだと思い小さく溜め息を吐き
ユ『あの人…摩衣はこれから一緒に行動するんですよね?明日からの日本には…?』
シ『あぁ、連れていって貰う。パスとか他に必要なのは準備させてるがお前達と一緒に飛行機などは怪しまれるからサブマネと一緒に行かせる事になる』
社長が背伸びをしながら立ち上がり
シ『お前、いつからアイツが女だと分かってた?ジェジュンは薄々感ずいてるが…』
ユ『初めは男性だと、日本人にしては小柄だと思ってたんですが家事の事と写真で何となく女性かと…』
あの人の行動を思い出し少し顔を赤らめ
ユ『それに…チャンミンに対して母親の様な行動を取ったときに確信して。』
シ『ふーん、お前アイツに手を握られた時赤面してたもんな』
ケタケタ笑われむすっとなりながら布団を持ち上げ
ユ『そんなの見ないで下さい。そろそろ部屋に戻りましょ。』
布団を持ち部屋から出るとあの人の部屋の前にチャンミン達がいて
ユ『どうした?』
チ『いえ、色々準備してたら部屋に入る事が…』
ユチ『あれはちょっと入り難い状況っす』
ジュ『恋人みたいなんだなぁ~』
こそこそ話してる弟達をどかし部屋に入ると目を開き固まっていて
ジ『…??ユノ遅い‼この人爆睡しちゃったから俺脚が痛いんだけど‼』
膝枕をしながら手を握られてるジェジュンがプリプリしていて
ユ『…あっ…あぁ悪い。』
ぎこちなく苦笑しながら布団を近くに敷いてやり
ジ『ほら、起きて。布団来たからそっちに寝るよ??』
「…ん…やぁ…」
首を振るあの人が子供の様に駄々を捏ねてジェジュンの腰に手を回し始め
ジ『ちょっと‼下がるものも下がらないでしょ‼ほら、手握っててあげるから‼』
「…ぅん…此処に居てね??」
ジェジュンの声に頷きながら手を握りヨロヨロと布団の中に潜り
ユ『(…甘えたのネコみたいだ…)』
「…良い匂い…この匂い好き…」
フニャッと笑い枕をギュッと抱き締めるあの人に一人顔を染めているのを社長が震えながら笑っている事に俺は気付いてなかった。
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