with love
チ『ちょっ‼何するか!?離して…』
「…どうして泣いたの?悲しいことあった?」
優しく頭を撫でながら尋ねてみて
チ『貴方に関係ないでしょ。離してください』
「いやだ、チャミは感情豊かだけど一人で抱え込むタイプだね?」
子供をあやす様に優しく話を始め
「溜め込むのも良いけど…たまには吐き出してね?もしつらかったら話して、君は一人じゃないから…皆が居るからね?」
頬に手を添えおでこをコツンっとチャンミンに合わせて
「ほら、泣かないで?チャンミンも他の皆も笑ってる顔が好きだよ。」
チ『貴方は辛くないんですか?家族も居なくてこんな俺達の世話をさせられて…』
泣き出したチャンミンを何処かいとおしそうに見ているあの人
ユ『(…母親みたいだ…)』
チ『本当は俺達の事をアイドルとしか思ってないんでしょ。だから優しく…自分をよさそうに見せてるんじゃ‼』
チャンミンにはチャンミンの思ってることが有ったのか辛そうにしており
「うん、そうかもね。だって嫌われたくないもん。でもねアイドルだから優しくしてるんじゃないよ?東方神起のチャンミンの笑顔じゃ無くてただのチャンミンの笑顔が見たいの。家に居る少しの時間だけでも安らいで欲しい。」
ただ一人の人として此処に居る間は何も我慢してほしくない
チ『家族に会えなくて…辛くないんですか?寂しく無いんですか?』
「辛くない、寂しくないよって言えるほど強くはないよ?でもね、強くなりたい。辛いを幸せに寂しいを楽しいに変えたい。家族に会えなくても思い出は有るから」
チ『思い出?』
「うん、少しだけ思い出せる記憶は家族の笑顔だから。だから笑っていたいの。」
ユ『(思い出せるのは家族の笑顔…か)』
チ『…またオムライス作って下さい。次はとろとろ卵が希望です』
「良く食べるね?うん、頑張って作ります」
優しく涙を拭い優しく笑えばチャンミンはぎこちなくも笑っていた。
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