with love
ジ『お待たせしました。』
ジュ『うわぁ~何か片付いてる‼』
ユチ『CDもケースに入れてあるっすね』
チ『洋服も片付けてあります』
ユ『あっペットボトルの山も無くなってる』
リビングに入ると今朝まで汚なかった部屋がきちんと整頓されていて
シ『おぃ、バカ皆集まったから片付け一時中断しろよ。聞いて「ちょっと待って下さい‼この染み取らないと絶対残るから‼」
社長の言葉を遮りジュンスが溢したジュースの染みを凄い勢いで取っている人がおりその人が家政婦なんだと皆で顔を合わせ頷いていると一通り片付けが終わり自分達に気付くとその人は申し訳なさそうな顔をして
「…すいません…」
シ『終わったか。たく、時間無いんだから後でしよろ。お前達も休みの日に悪いな。んじゃこいつの紹介とお前達の紹介をする』
そう言うと社長が立ち上がると家政婦さんがとなりに行き
シ『改めて、今日から住み込み家政婦で働いて貰う原口だ。んでコイツらが今日から同居する韓国のアイドル東方神起だ。お前等悪いがこいつに自己紹介してやってくれ』
ジェジュンが言ってたように社長も何故か家政婦さんの下の名前を言わず軽い自己紹介だけを済ませると自分達に振り不思議に思うもとりあえず自己紹介を始め
ユ『じゃあ俺から。俺はチョン・ユンホです。東方神起のリーダーをしてます』
ジ『俺さっき玄関で会いましたね。キム・ジェジュンと言います。』
ユチ『俺はパク・ユチョンっす。』
ジュ『僕、キム・ジュンス‼東方神起のカリスマでゲームが好きなんだな‼』
チ『シム・チャンミンです。』
皆自己紹介をしながらも家政婦さんの様子を見ていて
「…原口です。日本人で今日からお世話になります。よろしくお願いします。」
やっぱりこの人も名前を言わず小さな声で自己紹介をしてきて口を開こうとすると社長からビックリするような話が出て
シ『こいつには海外移動も一緒に連れていって貰う。じゃあジェジュン早速で悪いんだがこいつに家の中案内してやってくれ。
ユンホ、マネージャーどうした』
ジ『分かりました~じゃあこっちに来てください。』
ユ『マネヒョンだったらさっき電話があって仕事の事で今日は来れないそうです。それよりさっき言ってた海外同行って?今までの家政婦にはそう言うのが無かったじゃないですか』
社長に呼ばれソファーに座りジェジュンと出ていった家政婦が気になるも疑問を社長にぶつけて
シ『あぁ、あいつ日本人だから危機感が全然ないんだ。今までの家政婦に同行を頼まなかったのは下心が有ったからな。お前も見たとおり意外に働くからな。海外に連れていっても役に立つと思うって俺の独断だがな』
ユ『確かに日本人と言われましたけど韓国語も話せてますね』
ユチ『だったら他の国の言葉も話せたり読めたりするんっすか?』
シ『いや、読めたりは出来ないらしい。日常会話なら他の国でも通じると思うが…めんどくさくなるとずっと日本語で話すぞ。まぁこれからお前達の活動範囲が日本中心になるからな。少しでも向こうの人に認めて貰うってのもある』
ユ『そうなんですか。もしかして仕事場にも連れていかなきゃ行けないんですか?』
シ『職場は良い。基本家に居て家事全般をすることが条件だからな。ただ…少し気掛かりが』
社長が溜め息を吐きながら自分を見て
シ『追っかけが家に上がり込まないか心配なんだ。この前有っただろ。自分の身は自分で守るようには言ってるがあいつ無駄に優しい所があるからな…』
ユ『俺達にもどうしようも出来ないんです…ファンは大事です。けど一部の過激な子達も居ますし。』
少し前に家に上がり込んできた子達を思い出し身震いをさせながら溜め息を吐くといつの間にかジュンスが居ないことに気付き
ユ『あれ、ジュンスどうした?』
ユチ『ヒョン達があんまり難しい話してたからジェジュンヒョンの所に行ったっすよ~』
チ『それより社長、あの人は料理上手なんですか?僕はそれが一番気になります。』
シ『さぁな、不味くはないと思うが…』
苦笑しながら話が脱線し始めた頃慌てたジュンスがリビングに来た時は本当に驚いた。
そして…その後の事態に頭が追い付かなかった。
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