WITH YOU LOVE ME

ただ書き物がしたいが為の場所 ワラ
独り善がりの妄想劇です‼

with love

脱衣場の前に行くと話し声が聞こえてきて


シ『さっきは悪かった…まさかここまで手の込んで来るとは思ってなくて…』


「だから、さっきも言ったじゃないですか。もぅ大丈夫だって。私も写真見ただけで心が揺れた事がびっくりだったよ。それに…貴方も辛かったですよね?ごめんね、嫌な役割ばっかりしてもらって」


シ『いや、俺のせいだから…もぅ痛くないか?』


「うん、あんなに激痛走るとは思って無かったから身体支えれなかった。皆もびっくりしたよねぇどうしよう、あれ説明しないと多分不信がられるよ」


シ『だなぁ~適当に誤魔化すしかないよな。ってかお前滅茶苦茶、几帳面だな。見た目に寄らず。見た目も気にしたらこんなにプニプニにならないと思うんだけど』


「はいはい、どうせ太ってますよ。大体どうしてさっきから抱き付いてるの?昨日の今日でどんだけ人の体触ってるんですか」


ギャイギャイと脱衣場で騒いでる二人の会話が気になるも所々日本語の為上手く聞き取れずドアの隙間から中の様子を見ようと顔を近付けると


シ『でも、マジ怖かった。こんなに早くお前に激痛走るとは思わなくて』


「謝んな、私の事より自分の事考えなよ。少し顔色悪いよ?昨日から休んで無いんでしょ?」


心配そうな顔で振り向き優しく頬を撫でて居る二人を見てガタンっと物音と共にユンホがドアの前にうずくまっていて


シ『ユンホ、何してんだ?覗き見か?』


ニヤニヤしながらユノの前に座り込み


シ『良い趣味してるじゃないか。ん?覗きは犯罪だって言った「はい、そのくらいにしてください。チョンさんも大丈夫ですか?ほら手を貸しますから立ってください。」


ユノを弄るシンを押し退け手を差し出し


「何処も怪我してない?危ないから気を付けて下さい。」


フワッと微笑み優しく言っていて


ユ『すいません。プライバシーの侵害をしてしまって…』


「そんな事良いよ。気にしなくて良いからさ。

それよりご飯食べた?少し量が少なかったかもしれないけど後は夕食まで待って貰わなきゃいけないからさ」


ユ『いえ、お腹が空いてなかったんで食べてないんです。それに俺の分はもぅチャンミンが食べてしまっていると』


小さな手だと思いながらいつまでも握ってる事にハッとしながら手を離して


「じゃあ食べてないの?ダメだよ、ちゃんと食べなきゃ。」


心配そうに下から顔を除き込んで見るとユノと目が合い


ユ『…うっ…あの…///』


「ん?お腹空いてきた?まだちょっとしたのなら作れるよ」


シ『ククッ…ユンホお前って』


笑いを堪えている社長が目に入り慌てて距離を置いて


ユ『いえ、俺は夕食まで良いです。ちょっとランニングに行ってきます』


バタバタとランニングに行くと言うユノを慌てて手を握り引き留め


「待って、何も食べないでランニング何てしたら倒れたりちゃうから。」


そう言うとユノの手を握っままキッチンに連れていき


シ『あいつ家政婦に適任じゃないのか?』


楽しそうに笑いながら二人の後に着いて行き騒がしかったリビングが嵐前の静けさになったのを見て爆笑したのは後の話。