with love
シ『…この荷物誰が持ってきた?』
ジュ『マネージャーが預かったって言ってたよぉ?』
写真を破りベランダに行くとそのまま燃やしてしまい俯く摩衣の頭を撫でてやり
シ『我慢出来るな?』
ゆっくり頷く摩衣にホッとし
「自分なら大丈夫です。すいません、覚悟が足りてませんでした。」
苦笑しながらも明るい声で答える痛々しい姿に何も出来ずにいて
シ『そうか、確かに覚悟が薄っぺらだったな。このクソガキ。とりあえず此処にいつまでも居る訳にはいかねぇから次案内して貰え』
お互い笑いながらようやく部屋から出て行き
ユチ『何だかあの二人って…』
ジ『意味深げって感じだね』
チ『僕そろそろお腹が空いてきたんですが』
ジュ『チャンミンさっきお菓子食べてただろ』
ワイワイする四人と1人黙ったままのユンホ。
ユ『…覚悟って…』
『知りたいか?アイツのバックの内ポケットにそのヒントが有るぞ』
ユ『!?誰だ!』
自分の後ろから声が聞こえ振り向くも誰も居なく不気味に思うも先程の言葉が気になり
ユ『…内ポケットにヒント。』
誰も居ないのを確認し罪悪感があるもこっそりバックを開くと内ポケットに写真が1枚入っており
ユ『これは…原口さんと…子供?』
同じ寝相で寝ている写真が出てきて自分のポケットの中に慌てて隠し
ユ『社長は何を隠してるんだ…』
怪訝な顔をしながら部屋を出て行きブツブツ呟きリビングに入ると
「すいません、食器とコップ出して下さい。」
チ『僕大盛りにしてください。』
ユチ『枝豆もあるっすか?』
ジ『そんなの無いよ。とりあえずチャーハンとラーメン何だから』
ジュ『コーラとお茶出しとくね~あっユノヒョン遅かったね‼トイレ?』
ユ『あっあぁ、これ何事?』
シ『チャンミンが腹へったってじたんだ踏んだからアイツが手軽な奴作るって言って今出来た所だ。』
チ『早くしてください。もぅ待てません‼』
「用意できました。暑いので気を付けて下さい。皆さんの分も出来ましたから食べてください。自分はさっきの洗濯物を干してきます」
チャンミンの前に大盛りチャーハンとラーメンを置いて他の人にも料理を置くと脱衣場にトコトコ歩いて行き
シ『お前等食べてろ。俺があいつ見てるから』
そう言うとリビングから出ていった社長に不信感を覚え席に座らないユンホに
ジ『ユノどうしたの?ラーメン伸びるよ?』
ユチ『もぅチャンミンが食べてるっすよ』
チ『美味しいですねぇ~』
ジュ『ヒョン食べないの?』
ユ『…あぁ、食べて良いよ。俺部屋に居るから』
ユンホは苦笑しながらチャンミンの頭を撫でて部屋から出て部屋に行く振りをしそのまま脱衣場に足が向いていた。
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