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自分の行動に二人がびっくりして
「どうかしましたか?」
ジ『…ここがあんたの部屋になります。物置部屋にしてたのを適当に片付けたんで広くは無いんですけど』
何故かばつの悪そうな顔のジェジュンに首を傾げながら部屋の中に入り
ジュ『広くは無いけどベランダに続いてるんだよ~』
ニコニコのジュンスに言われ頷きながら部屋に目をやり
「十分広いと思うんですけど…ん、この荷物は」
隅に置いてあった荷物を見て
ジ『あぁ、何日か前にマネージャーが持ってきたあんたの荷物だと。』
「自分のですか…どれどれ」
荷物をガサゴソしながら中身の確認をすると色々入っていて
「煙草に財布、おぉ中身が入ってる…それに鏡にウェットティッシュ…裁縫セットも、救急セットも入ってる。」
必要最低限の物が入っていて中身の確認が終わらせようとすると外ポケットに何か入っていて
「…これ…」
ペタッと床に座り込み大切そうに何かを見ていて
ジ『なに見てるの?』
ジュ『写真?その写ってる人だれ?』
後ろから除き込んできた二人に驚き苦笑しながらバックに入れて
「内緒です…さっ次に行きましょう」
立ち上がり二人の背中を押し部屋から出ようとすると急に右半身に激痛が走り
「っつ‼…こう言う…事…」
ジ『えっどうしたの!?』
ジュ『ちょっ!?ヒョン達呼んでくる‼』
急に倒れた家政婦を見て何が起こったか分からずジェジュンはわたわたしていて
シ『どうした!?っま…』
倒れている摩衣に駆け寄り無意識に名前を呼ぼうとするも摩衣に睨まれ押し黙り
「ごめ…大丈夫だから…」
シ『何が有った…どうして』
痛みでうずくまる自分を抱き寄せ痛みを和らげる様に撫でていて
「っ…はぁ…もぅ大丈夫…ごめんなさい。心配かけて」
身体を起こし部屋に集まった皆に頭を下げて
ユ『ジェジュン何が有ったんだ?ジュンスの話じゃ急に倒れたと…』
ジ『写真を見て…そしたら急に倒れたんだ』
シ『写真って…まさか!?』
ハッとしたシンに慌ててバックを抱き締め
「何でもない‼関係な『渡すんだ…』
ドスの効いた声でシンがバックに手を伸ばしてきて首を振るも力が入らずそのまま取られてしまい
シ『これか…こんな所にまで…』
舌打ちをするシンから顔を背け写真の行方が分かっており俯き泣かないように唇を噛み締めていた。
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