with love
誰かを幸せになんて大それた事は出来ない
誰かを一番何て私には無理…だって
私の一番は子供達だから
朝が来て子供達が目覚めた時どんな反応をするんだろうか…また泣かないか心配で…
「ねぇ幸大、ママが目が覚める時まで湊太をお願い。貴方には何時も厳しくお願いばかりで口煩い母親だったよね。ごめんね」
優しく長男の頭を撫で
「貴方を産んだ時私はまだ17歳で子供が子供を産んだと周りから色々言われて…その批判から逃げる様に貴方をいつもお祖母ちゃんに預けてて遊びに行ってた。でもね貴方を産んだ時誰にも言ったことないけど…ママね、ありがとうって言ってたの。こんな私を選んでくれてありがとうって…貴方が居ていくれたから私は頑張って来れたのかなって。いつでもママの味方をしてくれてた私の初めての息子…」
透けている体に力を入れ抱き寄せながら隣に寝転び
「きっと辛くて苦しい時間がこれから訪れる。でもね…どうか泣き続けないで。私は貴方の笑った顔か好きだから。泣いてたらママも辛くて悲しいから。出来るだけ笑っていて。そして…ママが目を覚ました時一緒に泣こうね。我慢してた分沢山吐き出そうね。私の可愛い子、貴方に神の加護が有るように祈るから…」
何度も頭を撫でながらゆっくり目を閉じ
「笑ってね。それで…良いから」
色んな事が重なり疲れのピークが来ていていつの間にか眠ってしまっていて
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。