WITH YOU LOVE ME

ただ書き物がしたいが為の場所 ワラ
独り善がりの妄想劇です‼

with love

ジ『ところで社長とあの家政婦さんとの関係ってなんですか?』


ユチ『俺も気になってたっす。何となく深い関係なのかなぁって?』


ユ『(黙っているも耳をダンボにしていて)』


シ『ふなの、ほにゃへひゃひにはんけーはいだろ…ゴク、大体聞いてどうすんだ?』


チ『口に入れたまま話さないで下さい』


ジュ『社長の回りご飯粒落ちてるよ~』


口に入れたまま悪態を付いた為何を言ってるか分からずに溜め息を吐きながら様子を伺い


ユ『(社長ってこんなに子供っぽい人じゃ無いよな…)』


ジ『だってさぁ、あの人社長は命の恩人とか名前はないとか言っててさ』


シ『…ちっもう少し誤魔化せよ…』


ユ『それにさっき倒れたのも気になります。(また誤魔化すとか…なんなんだ?)』


スプーンを食わえたまま舌打ちする社長がいつもと違うとはっきり分かり


ユ『社長も何処か可笑しいです。どうしてそこまであの人を気に掛けてるんですか?』


口調が少しキツくなり社長を見ると社長も自分を冷めた目で見ていて


ユ『(やっぱり違う…この人は…誰だ?)』


ピリッとする空気が流れ弟たち3人が怯えて出したのが空気で感じたら


「シムさん、キムさん、パクさん」


小声で3人の名前を呼び手招きをしているあの人が居て


シ『おい、何そいつらだけ助けようとしてんだよ。』


ジ『それもチャンミンなにお皿持って行こうとしてるの』


ユ『ジュンスなに怯えてるだ。ユチョンも汗なんて出して』


「皆さんがそんな顔で話すからですよ。シムさん御代わりはないですよ。キムさん達には

はい、紅茶が有ったんで入れてみました。それと社長ちょっと」


苦笑しながらリビングに来たあの人が自分達の前にミルクティーを置いて社長をギロッと睨みキッチンの方に呼びまた二人で話していて


ユチ『はぁ~あの空気いやっすね、自分に死相が見えたっすよ』


ジュ『うん、ヒョンも急に怖い声出してさ』


チ『…お菓子のストックありましたかねぇ?』


ジ『お前まだ食うの?それより…』


ユ『あぁ、あれ本当に社長か?あんなに子供っぽくて人に執着して…』


五人でぼそぼそ話ながらキッチンを見ると二人がこちらを指差し


ユ『(あの人、少し怖がってる?)』


リビングを指差しているあの人ががこちらを様子を伺っていいるのが分かり


ジ『ユノ、顔が鬼になってるよ』


ユ『うるせ…』


むすっとしながら置いてある紅茶に手を伸ばし溜め息を吐きながら飲んでいるとジェジュンが自分を見詰めていて


ユ『何だよ…』


ジ『ユノ、ダメだからね?』


ユ『…何がだよ?』


ジ『ユノは直ぐに人を信じるから…あの人ももしかしたら他のお手伝いさん見たいに…ね?』


数日前までいた少し若いお手伝いさんが居たが辞めさせた。


ユ『分かってる。』


前のお手伝いさんの行動を思い出し嫌な気持ちになりながらキッチンに目をやり


ユ『(…あの人、震えてる?)』


キッチンの二人がどんどん顔が険しくなっていきあの人が少し震えていて


ユ『俺達は、あの人を怖がらせているのか?』


チ『どうしてですか?さっきあんなに優しく笑ってた人が僕達を怖がるんです?』


ユチ『そーっすよ。掃除とかも生き生きとしてたと思うっすよ?』


ジュ『そうかなぁ…?』


ジ『じゅんちゃん?』


静かだったジュンスがミルクティーを見詰め


ジュ『だって、さっき社長とヒョン達の会話聞いて悲しそうな顔をしてたよ?それに…

ねぇジェジュヒョン、ヒョンはあの人嫌い?』


ジ『…べっつに、ただ隠し事が多い人を信じたりは出来ないだけ。』


ユチ『それは一理ありっすねぇ~料理や家事が出来てもあんなにこそこそされたらねぇ~』


チ『僕はちゃんとご飯さえ作ってくれるなら誰でも一緒だと思いますけど?』


ジュ『ユノヒョンは?ヒョンはあの人どう思う?』


皆の視線が集まり小さく息を吐き


ユ『俺も正直分からない。今日の社長はいつもの社長っぽくない。その社長が連れてきたあの人も素性が分からない。何を信じて何を疑って良いのか。』


ジュ『……』


ジ『じゅんちゃん?じゅんちゃんはどう思うの?』


ジュ『僕は…悪い人じゃないと思う…隠し事してるのは嫌だけど今までの人とは違うと思う』


チ『僕もそれは思います。今までの人とは色目があったり野心が有りましたけど…あの人は』


二人の話を聞いているとキッチンから気配を感じそちらに顔を向けると二人が飲み物を持って出てきて


シ『後で説明すっからちょっと待ってろ』


そう言う社長が横を通りすぎ後を着いてきたあの人が俺と目が合い悲しそうな笑みで見てきて


「…ごめんね…」


ユ『…‼…(どうして…あの人のあんな顔見ただけでこんなに苦しいんだ…)』


小さな声で謝って行ったあの人を見て悲しくなった自分に戸惑いがあった。


ジ『…ユノ…だめだからね…』


ジェジュンの呟きなんて聞こえて無かった。