with love
ジ『じゃあ今日の夕食はこれにして、俺ちょっとユノの様子見てくるからヌナは洗濯物取り込んでて??』
「はぁーい」
ピシッと手を上げるヌナの頭を撫でてやりドスドス足を鳴らしながら風呂場に行きドアをドンッと開け
ジ『ユノ‼お前は何考えてるんだ‼』
ユ『んージェジュア??これ泡がスッゲー事になってるんだけど…』
凄い剣幕で入るも泡だらけの風呂場を流していて
ジ『お前…どうしてそんなに泡だらけなの!?洗剤遣いすぎ‼』
飛び散ってる泡を流しながら文句を垂れていて
ユ『だって綺麗にしないとあの人嫌だろ??それより何を怒って入ってきたんだ??』
空気を読めないユノに青筋を立てて
ジ『お前馬鹿??あの人怖がってたぞ。だいたい順序がバラバラ‼あんなに急に迫ったらお前警戒されて嫌われんだから‼』
ユ『別に迫ってない~あれは俺が女の人落とすときにいつもしてたけど…??』
キョトンっとするユノに呆れて
ジ『そんなんだからいつも振られるんだよ。良い??あの人は今までの子達と違ってゆっくり時間かけて仲良くならないと。男に免疫無いみたいだから。それと…今度あんな風に迫ったら二度とお前近づけさせないから』
ドスの効いた声でユノに形勢して
ユ『どうしてジェジュンにそんな事されるんだよ‼』
ジ『あの人俺を母親みたいに思ってるから‼子供を守るのは親の役目でしょ!?俺の許可無しにあの人に迫ったら…皆の前で殴るからね』
ジロッと睨むジェジュンに両手を上げ降参ポーズを取っていて
ユ『でも、ジェジュンが隠さないで良いって言ったじゃないか??』
ジ『俺もあんな急にお前が迫るとは思わなかったよ‼たく、とにかくあの人の為にも段階ちゃんと踏んで上げて??ちょっと良い雰囲気出してると思ったら…』
ブツブツ言い始めたジェジュンを他所にいそいそと風呂場から逃げて摩衣を探していると洗濯物を取り込んで居る姿を見付け目を輝かせ
ユ『誰も居ないよな??摩衣~♪』
「…‼なんですか??」
ユノの声にビクッとなり強ばった顔をしながら振り向き
ユ『(あれ、何だかさっきと違う…)風呂掃除終わったから俺の洗濯物取りにきたの~』
ニコニコしながら近付くユノに後退りし
「あ…明日の準備ですか??今取り込んでてしまうんで待って…」
苦笑しながら洗濯物を指さし
ユ『…何か怖がってないですか??』
「‼‼うっううん‼そんな事ないよ??変なユンホさんですねぇ~」
ドンドン近付くユノに冷や汗を掻きながら首を振るも指が震えてしまい洗濯物を落としそうになっていて
「あっ落ちる…」
ユ『ちょ‼危ない‼』
柵の向こうに落ちそうな洗濯物を慌てて掴むと背中が温かくなり
ユ『もぅ落ちたらどうするんですか…』
バックハグで後ろから支えられ全身に震えが起きて慌ててユノを突飛ばし
「…はっ‼すいません‼びっくりしちゃって…あの…大丈夫ですか??」
突飛ばしたユノを見ると目を開き固まっていて
ユ『どうして…ジェジュンには自分から抱き着くのに…』
また近付くユノに恐怖を覚え首をブンブン振って
「や…来ないで…」
ユ『ま…』ジ『このくそボケ‼』
後数歩で手の届きそうな距離になっり目をギュッと瞑ると目の前からユノが消えていて
ジ『お前本当に馬鹿なのか‼』
ジェジュンの怒鳴り声が響いていた
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